大学生の皆さん、こんにちは!
私は先日大学を卒業したばかりですが、在学中にインターンをもっとしておけば…と少し後悔しています。特に、大学院で経営学を専攻することを決めてからは、「あの時、もっと色々な企業を見ておけばよかった」「実際に働くってどんな感じなんだろう?」と思うことが何度もありました。
だからこそ、経営学系大学院に行く皆さんにも、これから就活を始める皆さんにも、私と同じ後悔をしてほしくない!
そこで今回は、「あのインターンに参加して本当に良かった!」と思えるようなおすすめのインターンシップ事業を、厳選してご紹介します!
⭐️ この記事でわかること
- インターンの種類と違い
- 大学生におすすめのインターン事業7選
- インターンの選び方&探し方
長期インターンと短期インターンの違いとは
さて皆さん、インターンシップには大きく分けて2つのタイプがあるのをご存知ですか?
一つは、数日から数週間で企業の雰囲気を体験できる短期型。もう一つは、数ヶ月にわたり実際の業務に深く関わる長期型です。
まずは、気軽にチャレンジできる短期インターンから、詳しく見ていきましょう。
短期インターンとは?

短期インターンとは、主に大学生を対象に実施される「1日から数週間程度」の就業体験プログラムです。中でも、1日だけで完結する形式のものは「1dayインターン」とも呼ばれ、企業研究の第一歩として多くの学生が参加しています。
期間
短期インターンの期間は、半日から1日、数日〜1週間程度と非常にコンパクトで、企業や業界の説明会、グループワーク、セミナー、プレゼンテーションなどが主な内容です。実際の業務に深く関わることは少なく、企業や業界の雰囲気を知ることが主な目的とされています。
対象者
対象は主に就職活動を控えた大学3年生・4年生が中心ですが、企業やプログラムによっては学年不問で参加できる場合もあります。実施時期としては、学生が比較的時間を取りやすい夏休み(7~8月)や冬休み(12~1月)などの長期休暇中に集中しています。
メリット・デメリット

短期インターンにはいくつかのメリットがあります。まず、短期間で複数の企業や業界を比較できるため、進路を考えるうえでの視野が広がります。また、比較的気軽に参加できることから、インターンが初めての学生にもおすすめです。企業によっては、このインターンに参加することで本選考の一部が免除される場合もあり、就職活動を有利に進める一助となることもあります。
一方で、短期インターンは実際の業務を深く体験できるわけではないため、仕事内容をしっかり理解するには物足りない場合もあります。また、無給であることが多く、明確な目的意識を持たずに参加すると、得られるものが少なくなってしまう可能性もあります。
長期インターンとは?

長期インターンとは、主に1カ月以上、一般的には3カ月以上の期間にわたって企業で実務経験を積む就業体験プログラムです。短期インターン(1日~2週間程度)と異なり、企業の一員として実際の業務に深く関わる点が最大の特徴です。
業務内容は、実際のプロジェクトやタスクを担当し、社員と同じレベルの業務や責任を担うことが多く、単なる職場体験とは一線を画します。インターンとはいえ成果が求められるため、実践的なスキルと意識の高さが必要です。
期間
長期インターンの期間は最低1カ月から、場合によっては半年~1年以上に及ぶこともあります。勤務形態としては、週2〜3日・1日6〜8時間程度が一般的ですが、企業や時期によっては週5日フルタイムで働くケースもあります。
対象者
また、多くの場合で有給(給与あり)となっており、アルバイトの代わりとして働く学生も少なくありません。対象者は学年・学部を問わず、大学1・2年生から参加できるプログラムも多く見られます。
メリット・デメリット

長期インターンには、多くの魅力的なメリットがあります。まず第一に挙げられるのが、実務経験の獲得です。実際のビジネスの現場で業務に携わることで、大学の授業では学べない実践的なスキルや知識を身につけることができます。さらに、企業文化や業界特有の仕事の進め方を日々の業務を通じて体感することで、自分に合ったキャリアを見つけやすくなるでしょう。
また、長期インターンへの参加は、就職活動における強みにもなります。まだ参加者が限られているため、エントリーシートや面接で話せる経験として高く評価されやすく、他の学生と差別化を図ることができます。さらに、早い段階で自分の適性や志向を把握できるため、キャリア形成を早期に進めることができるという点でも、大きなメリットがあります。
一方で、長期インターンにはいくつかのデメリットも存在します。最も大きな課題の一つは、学業やプライベートとの両立の難しさです。多くの長期インターンでは週2〜3日、週15〜20時間以上の勤務が求められるため、授業やサークル活動、アルバイト、友人との時間などとバランスを取るのが難しくなることがあります。
さらに、実際の業務では社員と同等の業務量や責任を負うケースも多く、プレッシャーを感じることもあります。タスクの締め切りや成果を求められる場面では、精神的・肉体的な負担が大きくなる可能性もあるでしょう。
加えて、企業によっては、学生を育成の対象ではなく単なる労働力として扱う場合もあります。そのようなケースでは、期待していたような成長機会や学びが得られないこともあり、事前に企業の姿勢やプログラムの中身を見極めることが大切です。
【目的別】大学生におすすめのインターン事業5選
1. 実践的なビジネス経験と成長意欲を刺激する:スタートアップ長期インターン

「将来は自分で事業を立ち上げたい」「ビジネスの現場で主体的に動き、成長を実感したい」
そんな意欲を持つ皆さんにとって、スタートアップの長期インターンシップは、まさに最適な環境と言えるでしょう。なぜならここでは、皆さんが企業の「戦力」として、その成長を肌で感じながら働くことができるからです。特にスタートアップは、その成長スピードの速さから、年齢や経験に関わらず、若手にも責任ある仕事がどんどん任される傾向にあります。
業務例

・お客様を増やすための営業活動
・企業の顔となるSNSの運用
・新しい仲間を探す採用サポート
・自社のプロダクトをより良くするための改善提案 など
また、時には経営層であるCEOやCOOのすぐ近くで、ビジネスの核心に触れるような経験を積むことも可能です。
おすすめ企業
- 株式会社DRIPSの長期インターンは、起業志望・コンサル志望の学生が医療系スタートアップの実践的なマーケティング業務を通じて圧倒的な成長を遂げることができる超実践型インターンです。
- 株式会社EIFERの学生インターンは、上場を目指すITスタートアップで、アウトドアやラグジュアリーなど高単価領域のWebコンサルティングに未経験から挑戦できる貴重な成長機会です。
- 株式会社Tailor Appの学生インターンは、ライブコマースに強みを持つ広告代理店で、セールス業務を通じて広告・IT業界で活躍できる実践力を身につけられる貴重な機会です。
このインターンを通して何が得られるのか?
それは、机の上では決して学べない圧倒的な実務経験です。さらに、自ら道を切り拓く起業家マインドや、責任ある仕事を任されることで培われる裁量、そして社会に出てもすぐに活躍できる即戦力としてのスキルも身につけることができるでしょう。
スタートアップというダイナミックな舞台で、自身の可能性を大きく広げてみませんか?
2. 「考える力」を磨き、未来を切り拓く:コンサルティング系インターン

「複雑な問題を分析し、本質を見抜きたい」「論理的な思考力を高め、将来に役立てたい」
そう考えるあなたにとって、コンサルティング系のインターンシップは、まさに知的な挑戦の場となるでしょう。ここでは、ビジネスの課題を深く掘り下げ、戦略を立案するプロの思考プロセスを体験できます。考える力、伝える力、そして課題解決力といった、社会で活躍するために不可欠な「頭の使い方」を徹底的に学ぶことができるのです。
業務例

・実際の企業の課題を題材としたケーススタディ
・現状分析から解決策の提案までの一連の流れ体験
・仮説を立て、それを裏付けるためのリサーチを行い、最終的には説得力のあるプレゼンテーションや活発なディスカッションを行う
おすすめ企業【株式会社Gronのインターン】
- 本サイト「ケイサポ」を運営する株式会社Gronでは、学生インターンの皆さんが実践的に成長できる環境を用意しています。
私たちは大手コンサルティング会社とは異なり、少人数体制の強みを活かしながら、広報・マーケティング・クライアント分析・業務改善・イベント運営など、コンサルティング業務の全体像を裁量を持って経験できます。
経営課題の発見から施策の立案、実行サポートまで、代表と一緒に考えながら進めるスタイルで、「実践力」×「主体性」を磨くことができます。
海外案件や国際フォーラムに関わるチャンスもあり、英語を活かしたグローバルな業務にも挑戦可能です。
「マニュアル通りの作業では物足りない」「新しいことにどんどん挑戦したい」「コンサルや経営に関わる仕事を実践で学びたい」——そんなあなたにぴったりの環境です。
【経験不問/語学力不問(翻訳ツール使用)/柔軟な勤務体制あり。】
まずはぜひ一歩、挑戦してみませんか?
👉 応募はこちらから!

このインターンを通して何が得られるのか?
物事を構造的に捉え、筋道を立てて考える論理的思考力、そして相手に分かりやすく情報を伝える資料作成スキルが飛躍的に向上するでしょう。さらに、企業がどのような視点で課題を発見し、解決策を生み出しているのかという視点を養うことができます。もちろん、コンサルティング業界への理解を深め、自身の適性を判断する良い機会にもなるはずです。
知的好奇心を刺激し、論理の力で未来を切り拓く。そんな経験をコンサルティング系のインターンシップでしてみませんか?
3. 未来を育む仕事に触れる:子ども・教育業界インターン

「子どもたちの成長を間近で感じたい」「教育の力で社会に貢献したい」
そんな想いを抱くあなたに、ぜひ検討してほしいのが教育系のインターンシップです。ここでは、教室での授業運営から、未来の学びを創る教材開発まで、教育の現場を深く理解するための貴重な経験を積むことができます。
業務例

・子どもたちの可能性を広げる教材の作成
・一人ひとりに合わせた学習プランの設計
・実際に生徒と触れ合う塾講師や家庭教師の実践
・教育の未来を拓く教育アプリやEdTechサービスの運営 など
おすすめ企業
- 株式会社LITALICOの学生インターンは、IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」で子どもたちにプログラミングやロボット制作を教えながら、教育現場での実践経験を積めるインターンです。
- 株式会社これからの学生インターンは、子ども向けプログラミング教室「これからKIDS」の講師として授業を行いながら、イベント企画やカリキュラム開発など幅広い業務に挑戦できる実践型インターンです。
- 株式会社LivCoの学生インターンは、インドネシア向け日本語e-learningのSNS集客や授業設計を担い、東南アジアの教育格差解消に貢献しながら語学×教育の実践力を磨ける貴重な機会です。
このインターンを通して何が得られるのか?
教育現場のリアルな課題や、子どもたちの成長を支えることの喜びを肌で感じることができます。また、生徒や保護者とのコミュニケーション能力や、相手の理解を深める指導力も磨かれるでしょう。何よりも、社会の未来を担う人材育成に貢献できるという、大きなやりがいを感じられるはずです。
教育という希望に満ちた分野で、あなたの情熱を活かしてみませんか?
4. 未来のエンジニアへ!実践的なスキルを磨く:IT・プログラミング系インターン

「プログラミングを仕事にしたい!」「最先端の技術を自分の手で動かしたい!」
そんな熱意を持つあなたにとって、IT・プログラミング系のインターンシップは、まさにスキルアップのための最高の舞台です。ここでは、机上の学習だけでは得られない、実践的な開発スキルを徹底的に磨くことができます。身につけたスキルは、自身の成長の証としてポートフォリオに加えることができ、将来の就職活動においても大きなアドバンテージとなるでしょう。
業務例

・Webアプリケーションの開発
・チームで協力して開発を進める経験(Git、Figma、Slackなどのツールを使用)
・Webサイトの見た目を構築するフロントエンドの実務
・裏側の処理を担うバックエンドの実務 など
おすすめ企業
- 「AbemaTV」をはじめとする革新的なサービスを開発するサイバーエージェントでは、実際の開発プロジェクトに参加できるチャンスがあります。
- 日本を代表するフリマアプリを提供するメルカリの「メルカリ Tech Internship」は、高度な技術に触れる絶好の機会です。
- そして、多岐にわたるインターネットサービスを展開する楽天では、充実した技術研修と実践的なプロジェクト演習を通して、着実にスキルアップを目指せます。
このインターンを通して何が得られるのか?
現場で通用する実務レベルの開発スキルはもちろんのこと、エンジニアとしての明確なキャリアビジョンを描けるようになるでしょう。さらに、高い志を持つハイレベルな仲間との出会いも、あなたの成長を大きく後押ししてくれるはずです。
さあ、ITの世界であなたの可能性を大きく開花させてみませんか?
5. 本気で内定を掴み取りたいあなたへ:内定直結型のメガベンチャーインターン

「就職活動、絶対に成功させたい!」 そう強く願うあなたに注目してほしいのが、メガベンチャーの内定直結型長期インターンです。
ここでは、単なるインターンシップとは一線を画し、社員の一員として実際の業務に深く関わる中で、あなたの能力がしっかりと評価されます。そして、その活躍次第では、早期選考のスキップや、なんと内定に直結するチャンスが用意されているのです。
業務例

・ マーケティング戦略の立案
・顧客への営業活動
・新しいサービスの企画
・プロジェクトマネジメント など
メガベンチャーインターンでは、一般的な大企業と比べ、多岐にわたる業務に挑戦できます。数ヶ月という期間をかけて、一つのプロジェクトに深くコミットすることで、真のビジネススキルを磨くことができるでしょう。さらに、メンターからの丁寧な指導やフィードバックを通じて、自身の成長を実感できるはずです。
おすすめ企業
- 皆さんもよく耳にする、リクルートは新卒採用に力を入れており、「リアルな現場」体験を通じて選考を行うため、なんとしても内定を掴みとりたい方にはチャンスの多い企業と言えるでしょう。
- ビズリーチでは、HR Techの最前線で中核業務に携わることができます。
- 他には、企画立案から実行までを一貫して担当できるチャンスがあるDeNAやサイボウズなどが挙げられます。
このインターンを通して何が得られるのか?
メガベンチャーでインターンをするメリットは、なんと言っても、実績次第ではそのまま内定を手にできる可能性があること。さらに、社員と同等のレベルで仕事をこなす経験は、大きな自信となり、社会人としての視座の高さを養うことにも繋がります。
メガベンチャーという舞台で、あなたの実力を試してみませんか?そして、未来への切符を掴み取りましょう!
この記事のまとめ
今回の記事では、
- インターンの種類と違い(短期インターンと長期インターン)
- 目的別におすすめのインターンシップ事業5選
- 実践的なビジネス経験と成長意欲を刺激する:スタートアップ長期インターン
- 「考える力」を磨き、未来を切り拓く:コンサルティング系インターン
- 未来を育む仕事に触れる:子ども・教育業界インターン
- 未来のエンジニアへ!実践的なスキルを磨く:IT・プログラミング系インターン
- 本気で内定を掴み取りたいあなたへ:内定直結型のメガベンチャーインターン
についてご紹介しました。
この記事を通して、少しでも皆さんのインターンシップに対する不安が解消され、「面白そうだな」「参加してみたいな」と思うインターンシップが見つかったなら、とても嬉しいです。
インターンシップは、皆さんの将来の可能性を広げる貴重な一歩となるはずです。ぜひ積極的にチャレンジして、かけがえのない経験を積んでくださいね!
応援しています!